『さらば、食料廃棄 捨てない挑戦』
映画 「もったいない!」の取材体験から生まれた
個性的なハイブリッド・ノンフィクション
バレンティン・トゥルン監督と気鋭のジャーナリストの共著!
シュテファン・クロイツベルガー/バレンティン・トゥルン著 長谷川圭 訳
二人の執筆者が各章を交互に書き分ける形で、書体も変えて構成され、充実した資料とエピソードで映画「もったいない!」を補強し発展させた、従来にないスタイルの個性的なノンフィクション。
トゥルン監督は、映画の取材と撮影で四つの大陸をまたいで体験したエピソードと、映画には収めきれなかった資料、そして自身の考えや動機を。ジャーナリストであるS.クロイツベルガーは、この問題について集めたデータ、事実、背景を紹介。
ユニークな発想で食料廃棄に抗う人々に肉薄し、問題の解決に向けた可能性を追う。
エネルギー・食料自給問題を抱える日本人の羅針盤。
(春秋社HP http://www.shunjusha.co.jp/)
春秋社刊
四六上製 400頁
『世界の食料ムダ捨て事情 (地球の未来を考える)』
トリストラム・スチュアート著 中村友 訳
あなたは誰かの食べ物を奪っている。無自覚に――
私たちは何気なく食べ物を捨て続ける。一方、世界では十億人が栄養不足だ。この二つは具体的にどうつながるのか。廃棄処分になった食材だけで数年間生活し、ムダ捨ての量に衝撃を受けたジャーナリストが、消費者、生産者、企業を取材。驚愕の実態が明らかに。
日本放送出版協会刊(2010/12/2)
360頁